詩吟くんのブログ

20代半ばで童貞の僕がアダルトビデオ制作会社に就職しました。普通じゃない日々の発見と驚きをブログで書いていきたいと思います!

今日の思いを馳せるコーナー【どうなる未来の農業編】

おはようございます、詩吟くんです。

 

現代の生き方は自由だという論を見ました。

正社員として就職してもいいし、アルバイトで最低限の生活費を稼いで自由を謳歌してもよし、好きな事を突き詰めてもよし、と。

 

また別のところで、農業やるのに人が足りないという話も耳にしたんですね。

自由が認められつつも、若い人手を欲しがってるところもあると。

 

なんか、システムが破綻してるのでは?と感じました。

 

最近どこかの大手百貨店だかスーパーのCMで、工場の棚にレタスを敷き詰めてブルーライト等で育てた野菜をパックに詰めて売っています!ってやってるCMがありました。

 

僕はそれを見て、将来の野菜作りはこういう手法がスタンダードになるのかもしれないなって思ったんです。

 

農家の労働内容知ってますか?会社にあてはめたら弩ブラックもいいとこですよ。

そんな仕事を、何より自由を求める現代の若者がやりたがるでしょうか?いやない。

人が居なくてかつ新人を獲得する見込みもないなら、なしくずしにその仕事システムは潰れます。あらゆる業界にいえることですけれど。

 

農業って色々なメディアで話があがりますけど、そのたびに「農作業はキツい、辛い」っていう本音暴露をしてるじゃないですか。

農民と武家が分かれてた時代ならともかく、化学が進歩した現代でなぜそんな重労働を最適化しようとせずに腰をさすらなきゃならないんでしょうか。

 

それに台風だったり異常気象、挙句の果てに売り上げに嫉妬した他の農家の妨害なんかでも、1年頑張った作物が一瞬でダメになったという話もしばしばあがります。

ハイリスクローリターンすぎません?農業って。

 

だったらいっそ全部工場ですべて管理して

 

  • 作り方を研究したおいしい野菜を
  • 人間らしい生き方のできる労働内容で
  • 365日季節問わず
  • 欲しい人全員にいきわたる

 

ようにした方がいいのではないでしょうか?

 

しかし工場生産をメインにしよう!って方針を打ち出したとしたら、最初ものすごい反発があるだろうと予想しています。

 

多くの反対理由としては「昔から続いてる伝統を無くすのはよくない、もったいないと思う」「畑で作った野菜の方がおいしそうだから」といったところではないでしょうか。

 

さみしいとかもったいないって言う人って、○○園閉鎖!とか伝統工芸が後継者不足で廃業!、アイドルグループ人気不振により解散!などのニュースを見るたびにいますけど、ふんわりしてるなぁって思います。本当にさみしいならもう少し何かあるでしょう。と。

 

そういった薄めたスープみたいな言葉を火にかけてとろみがつくまで水分を飛ばすと、最後にのこるのは「なんとなくやだ」なのではないかと思います。

 

商店街を歩いている時にかかってる変なBGMのようなものです。普段全く気にしないくせに無くなる!って面と向かって言われると寂しくなるっていう。自分を取り巻く世界の所詮にぎやかしにすぎないんですよね。

 

恐らく自分で農業やってみたいって意思が欠片でもあれば反対意見なんて出ないと思います。

 

自分ではやらないけど他者が苦労しているところを文化や娯楽として楽しむって、まるで古代に存在した剣闘士のようですねぇ!

 

農業トトカルチョ、っていうタイトルが浮かびました。これでお話が一本書けそうな気がします。

 

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"農業トトカルチョ"

 

【おしまい】