迷ったら 真夜中だろうと マヨネーズ
おはようございます、詩吟くんです。
マヨネーズっていう調味料あるじゃないですか。油と他いろいろを酢で混ぜて入荷させた、一部で熱狂的なファンもいるというあれです。
先日晩ごはんにから揚げ作ったんですよ。その時レシピを調べたんですが、漬け汁にマヨネーズを混ぜると酢と油が作用していい感じに揚がるって書いてあったんです。
マヨネーズって他にもテャーハンのお米にあらかじめ混ぜ込んだりとか、そもそもマヨネーズ炒めっていう料理もあるくらいですよね。
僕たまに長芋とベーコンのマヨネーズ炒め作るんですけど、おいしいですよ。
こう見ると、マヨネーズを隠し味にするとよりおいしくなる料理って結構テレビとかで聞く気がします。
そういうレシピでいつも言われていることは
- 油が具材をコーティングしてベチャベチャになるのを防ぐ
- お酢が具材をやわらかくする
- 油の代わりに使うと、ヘルシーで美味しい
って感じでしょうか。
子どものころ、炙ったマヨネーズが乗ったパンとか、食パンにツナとマヨネーズをのっけてトースターで焼いたやつとかが大好きだったんですよ。
とりあえずマヨをかけとけばおいしくなる、まさに庶民の味方ですねえ。
でも調べてみたところ、昔はマヨネーズは超高級品だったそうです。
というのは、マヨネーズが日本で販売され始めたのは関東大震災の後に生活が少しずつ西洋化した頃らしいんですけども、その時は卵がすごい高級品で、作る際にたっぷり卵を使うマヨネーズは、350g入りで現代でいうと2000円弱したそうです。デパ地下で売ってるお高いワインかよって思いました。
元々は生野菜につけて食べるソースとしてキューピーが発売したそうですが、当時の日本は生野菜を食べる習慣がまだ根付いておらず、売れ行きはさっぱりだったんだとか。
それでもカニとかに混ぜて試食してもらうなどの必死の宣伝が功を奏し、数年後にヒットを収めたらしいです。
スタートダッシュを切れなくとも粘り強さで最終的に勝ちに持っていく。
これは我々制作会社やメーカーも見習わなければならないでしょうねぇ。
思いがけずよい勉強になってよかったです。
…お腹がすいてきました。
【おしまい】