寄生虫を研究したら、人間を操ることもできるんじゃない?
おはようございます、詩吟くんです。
最近、寄生虫について学びました。
今までは寄生虫といえば「サナダムシ 長い」という程度でしたが、カタツムリに寄生するクッソ気持ち悪いやつとか、ネズミの実験など面白い話が沢山ありました。
特に興味を惹かれたのが「脳を侵食して宿主の感情や行動をあやつる」というところです。
上のカタツムリの話だと、日ごろ暗いところにしかいないカタツムリが、寄生虫に侵されたものは明るく目につきやすいところに鎮座して、じっと食べられるのを待つようになるそうでして。
ネズミの実験の話は、本来動物が天敵に対して働かせる防衛本能を繁殖本能にすり替える、つまりは恐怖を感じるはずのところが恋愛感情のようにドキドキするようになってしまうらしいです。
あぁ~、エロいですね~これはエロいですよ。こういうの大好き。
寄生虫が一気に好きになりました。自分に危険がない所から見てる分には、ですけど。
今回の話で思ったことは、
- 動物の脳に干渉して操ることは可能である
- 人間は動物である
- 人間の脳に干渉して操ることもおそらく、いずれ可能になる
というところですねえ!
科学の発展は日進月歩、マイクロマシーンもだんだんと実用段階に至っております。
だからその寄生虫と全く同じ大きさと作用をもたらすマイクロマシーンを作って人間に注射したら、完全に行動をコントロールするのは難しくても、性格を180度変えるくらいのことはできるようになるんじゃないかと思ってます。
これが実用化したら面白いですね。エロいことと一緒に真っ先に思いついたのは、死刑を完全廃止できるな、と。
人格を書き換えて悪意のない人間だったり、なんなら人権をもたない労働力、言ってしまえば道具としての人間を作ることもできるというわけです。
前々から刑務所のシステムについて「終身刑の犯罪者を税金で養うのか」ということがしばしば議論に挙げられるのを見ました。
「人を穀せばタヒ刑にしてもらえると思った」と言って通り魔事件を起こした人もいましたね。
僕もこの点については疑問を抱いたことがあります。でもタヒ刑より重い刑なんて現時点で作るのは大変難しいし、やったとしてその分余計なコストがかかるでしょう。
これらが解決できるんじゃないかと思ったのです。タヒぬのは怖くなくても自分が自分でなくなるのは怖いっていう人、そこそこいるんじゃないかって考えてます。
犯罪者を養う論も、道具の維持コストとして筋がとおりますね。
特に日本なんて、やれ戦国時代は切腹が美徳とされていたり、大戦中は敵に捕まるくらいなら自決しろとかが現実にまかりとおっていた国なので、人間マシーン化なんてできるようになったら、タヒ刑より重い刑として十分通用するのではないでしょうか?
もちろんいくらでも悪用できる技術ではありますし、政府が独占するのもそれはそれで怖いという大変リスクが高いものではありますが、その分応用すれば便利に...
いややっぱりディストピアまっしぐらになる未来しか見えない。リアルパラノイアになっちゃいますねぇ。
パラノイアとパラサイトって似てるなって考えたところで、今日は寄生虫について考えたのを思い出しました。脱線しすぎなんだよなぁ。
【おしまい】